知っておくと役に立つ大人の常識 -6月編-

プライベート

6月の季節の行事といえば『父の日』などが代表的ですが、
実は『お中元』という言葉を目にすることが増えるのも6月の特徴です。
各デパートではフェアが開催されたり、チラシやCM、インターネットなど
様々な場所で目にすることが増えてきます。

「お中元のシーズンか~🎐」と思うものの、そもそも意味や時期って知っていますか?
知らないけど今更聞けない、調べようと思って後回し・・・という人もいるのではないでしょうか。
ここでは季節の行事から、社会人としての一般知識・一般常識を身に付けていきましょう!📚

お中元とは🎐
お中元とは、日ごろお世話になっている職場の上司や、仕事の取引先、両親、親族、恩師などに対して、感謝の気持ちと健康を願う気持ちを込めて贈り物をする風習の事です。
『中元』はもともと中国の風習で道教の行事の一つとして行われていました。
江戸時代に中国から日本に伝わり、日本のお盆と重なって少しずつ内容が変化し、
現在の「感謝をあらわし、夏の健康を祈願する風習」になりました。

お中元を贈る時期っていつ?🎐
地域によって異なりますが、基本的には
東日本:7月初旬~7月15日まで
西日本:8月初旬~8月15日まで
とされており、現在は6月末から7月の中旬までに贈る方も増えています。

お中元を贈る場合のマナー🎁
正式には風呂敷に包んで持参するのがマナーですが、遠方であったりと様々な理由から
最近はデパートやお店から送ってもらったり、インターネットを利用するケースがほとんどです。
持参しない場合は品物を送る前に「送り状」を郵送すると、より丁寧な印象を与えます。

お中元を受け取った時のマナー🎁
本来はお世話になった方に感謝の気持ちを込めて贈るものなので、お返しをする必要はありません。
ですが、品物が届いたら受け取った3日以内に「お礼状」を出しましょう。
親しい間柄の人であれば、電話でもお礼を伝えると喜ばれます。

お中元は古くから伝わる習慣やマナーがありますが、一番大切なのは相手に喜んでもらう事です。
季節の行事や世間の流れを把握することは、新たな情報や知識が増えるきっかけになります📚また、社会人としての基本的な情報やマナーを知っておくことで相手に良い印象を与えることができ、同時に人としての魅力もアップします。

知らないままにするのではなく、積極的に情報を集め自分の成長の糧にしていきましょう!

⇩「大人の常識-お礼状の書き方-」の記事を読む⇩

関連記事一覧