大人の常識-お礼状の書き方-
贈り物をいただいた時、相手に感謝を伝えたいとき送る『お礼状』。
今はメールという便利なツールがありますが、
特にビジネスの場において、手紙で届くお礼状は丁寧な印象を与え目を引くこと間違いなしです。
ここではお礼状の基礎知識、マナーや書き方を知っておきましょう!
お礼状が必要な場面とは❓
・贈り物(お中元やお歳暮)をいただいたとき
・お世話になった上司や先輩が異動・退職されるとき
・結婚、披露宴へお越しいただいた方へのお礼
・来店いただいたお客様へのお礼
✑お礼状の書き方✑
お礼状を書く時に、縦書きと横書きでマナーや文章構成が変わることも知っておきましょう。
縦書き・横書きのマナー
【縦書き】
・礼儀を重要とする目上の方や取引先へのお礼状は縦書きで書きましょう
・便箋はシンプルな白色、封筒は二重の和封筒、無地の白色を使用しましょう
★封筒のサイズについて、ビジネスシーンでは縦型(長形4号)を推奨しています
・手書き(可能であれば万年筆)がベスト
【横書き】
・友人や親しい間柄の方へのお礼状は横書きで構いません
縦書きにすると堅苦しさがでてしまうため横書きを推奨しています
・便箋はシンプルな白色、封筒は二重の和封筒、無地の白色を使用しましょう
・手書きがベスト
縦書き・横書きによる文章構成
【縦書き】
冒頭後(拝啓)・季節の挨拶・主文・結語(敬具)・日付・自分の名前・宛名
【横書き】
日付・宛名・自分の名前・冒頭後(拝啓)・季節の挨拶・主文・結語(敬具)
自分自身で文章を考えるのは「主文」だけになります。
また「季節の挨拶」は送る相手によって異なりますが、インターネットで調べるとたくさんの文章例がでてくるため身構えず書くことができるので安心してください。
★インターネットで「季節の挨拶」「時候の挨拶」と調べると月毎の文例が出て来ます
▲お礼状を送る時の注意点▲
・とくに目上の方にお礼状を送る際は、ハガキで送ることは避けましょう
・文章が1枚のみで済んでしまう場合、白紙の便箋を1枚加え、必ず2枚で出します
・便箋を封筒に入れる際は縦型横型同じく「三つ折り」で入れましょう
・封筒を閉じる時は、のりを使用し中央に「〆」または「封」と書きましょう
※閉じる際にセロハンテープなどは使用しません
「手紙でお礼を伝えたい」という時に書き方を知らないと腰が重くなりがちですが
お礼状の基本を知っておくことで初動も早く、相手にも丁寧な印象を与えることができます。
ぜひチャレンジしてみてください👍