すぐ使える!相手の本音を引き出す㊙テクニック

プライベート

スタッフや部下との面談中に「本当はどう思っているんだろう」「なんだか上辺だけの会話だな・・・」と思ったことはありませんか?
今回は、相手の本音を引き出す「投影法」というテクニックを紹介します。
このテクニックを身に着けておくと、お客様対応や面談時はもちろん、プライベートでも有利に働くかもしれません😏

「投影法」とは?
心理テストや性格検査で使われる検査方法のひとつで、
「ひとつの絵や文章の意味を被験者に解釈させるもの」のことを指します。
相手がひとつの絵や文章からどう意味を解釈するかでその人の深層心理を探ります。
これは、「曖昧な刺激に対しては被験者の無意識が投影される」という仮説に基づく理論です。

・・・どういうこと??と思った方、安心してください。
例を用いて説明していきます。

上の「海の前で座っている女性の画像」を見て、
どういうシチュエーションか?女性はどんな気持ちなのか?
というようなことを相手に質問するのが「投影法」です。
今これを読んでいるあなたも考えてみてくださいね。

人によって、
「ぼーっとリラックスしている」と答えたり、
「海に落ちないか、内心ヒヤヒヤしている」
「嫌なことがあって現実逃避している」
など、同じ画像を見ているのに回答が変わってきます。

こうして得られた回答から
「この人は無意識にこう考えている」
というようなことを検査するのが「投影法」です。

先ほどの画像から、
「ぼーっとリラックスしている」と答えた人は、癒しを求めていると推測できますし、
「海に落ちないか、内心ヒヤヒヤしている」と答えた人は、海や高いところが苦手なのかもしれません。
「嫌なことがあって現実逃避している」と答えた人は、今悩みや不安を抱えているかもしれないと考えることができます。

「投影法」を普段の会話で応用するなら・・・
主語を「You」ではなく「They」に変えて質問するだけです!

例えば、部下との面談中に職場に不満を抱えていないか確認したい場合、
「あなたは職場に不満を持っていますか?」と聞くのではなく
人は一般的に、職場になんらかの不満を抱えていると思いますか?」というように、質問を一般化させます。

個人に向けて聞く時より相手は素直に答えやすくなりますが、「一般的な人」はもちろん相手自身も含んでいるため、個人の意見も無意識のうちに反映(投影)されるのです。

この方法を使えば、プライベートで気になる人にどう思われているか知りたいときに
「周りの人から見たら、私ってどんな印象を持たれていると思う?」と尋ねれば、気になる相手の本音がコッソリ聞き出せるかもしれません✨

今回は、相手の本心を知りたい時に使えるテクニックを紹介しました。
様々な場面で「投影法」を試してみてくださいね。

 

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