【上司&先輩スタッフ必見!】Z世代と上手に関わる方法
みなさまご存知の通り4月は1年の中で新入職スタッフが一番多い月です。
今年も新卒・中途・もちろんドクターも、たくさんのニューフェイスがSBCに入職してきてくれ、そろそろ現場にも慣れてきたころでしょうか🌈
本日はタイトルの通り【Z世代とうまく関わっていく】ためのヒントをお届けします!
そもそも・・・
この記事を書こうと思ったきっかけを少し前置きとして話します。
私自身(ミレニアル世代と呼ばれる世代です)気づけばSBC歴も長くなっており、ここ数年は役職として仕事をしてきました。
クリニックに新人さんが入ってきてくれる中で年々感じるようになっていったことが
言葉を選ばず言うと「いまどきの子って何考えてるかわからない・・・🫠」でした笑
もちろん観察をして、話を聴いて、理解しようと努力はしましたし
その結果、信頼関係もある程度築けたと自負しているのですが
なんとなくのニュアンスで感情や考えを汲み取ることがとっても難しいと感じるようになっていました。
Z世代と言われる方々がどのような思考を持っていて
どのようなことを好み、またどのようなことを嫌うのか
傾向を知っておけば対策もできるわけで、
新人教育を行う皆さんのヒントになればとこの記事を書き出しています!
Z世代とは
早速Z世代について知りましょう。
特徴は色々とあるものの、
まずZ世代とは1996年~2010年頃に生まれた世代のことを言うそうです。
思考の傾向として
- 自分の意見や権利を主張する
- 負けず嫌い
- 変化を受け入れる
- 柔軟性を重視する
- 「自分のために」働く
- 上下関係の厳しい職場環境になじみにくい
- 叱られるのが苦手で傷つきやすい
- モラルが高く優等生
などが挙げられます。
また仕事の仕方の理想として
- 効率を重視する
- 最新のテクノロジーを使用することを好む
- 対面でのコミュニケーションを重視する
- 情報の透明性を求める
とのことです。
実際に私がこれまで一緒にお仕事をしてきたZ世代のスタッフもまさにこのような思考を持っていて、個々人の性格ではなく傾向だったのかと驚きました!
社会情勢や時代で作り上げられた思考なので、私たち上司や先輩となるスタッフは
「自分と違うから」「私たちはSBCでこう育てられてきたから」と否定的になるのではなく、「そんな考え方もあるのね」とZ世代を知り、理解していく必要があるのです💡
うまく関わるために
Z世代が先輩や上司に対して求める理想の資質は信頼と協力だそうです。
ひたすらに一歩先を歩み、前を進む上司でなく、
自己主張のあるZ世代の気持ちや考えも理解した上で歩幅を合わせて進んでくれる上司先輩を好みます。
また週1回くらいのミーティングで進捗の報告ができる場を設けたり
自分の意見を発信できる場なども好むそうですよ!
月1回の1時間ほどの面談よりも、週1回の15~30分ほどの面談のほうが
Z世代の気持ちを汲み取りやすいのかもしれませんね!
変化を柔軟に対応していく素質を持っているので
意図的にコミュニケーションの場を設けていくことで
上司や先輩の話もしっかり受け入れていくでしょう。
ただし注意!
「叱られることが苦手」「上下関係の厳しい環境が苦手」なので、
①褒める・感謝する
②事実や結果に対するフィードバックや指導、説明をする
順番がマストです!!
まずはラポールを築くために
相手の事を知ろうとする努力をしましょう!
難しく考えず「あなたのことを教えて」とたくさん話をして
自分のこともたくさん伝えましょう。
最後に
いかがでしたか?
過去に私は「なんで先輩の私たちが後輩や部下に歩み寄る必要があるのか」なんて考えていたこともありました。
今思えば、相手に変化を求めておきながら自分は変わらないなんて
先輩スタッフとして失礼だったと反省しています。。
Z世代の発言は不平や不満ではなく事実や意見を述べている場合もあります。
部下や後輩から学べることもたくさんあるのです!
SBCの入職研修では「教えたい後輩」の姿(どんな人なら教えたいと思うか?)について考える時間があるのですが
私たちは「教えられたい先輩」の姿(どんな人から教わりたいか?)を考えてみましょう!
「教えてくれてありがとう!」の気持ちを忘れず関わっていってみてください⭐