雑談が上手い人が話す前にしていること📚
雑談や話が上手な人はいいな~と思う事があります。
みなさんにも「この沈黙・・・気まずい😅」と日頃感じる場面があるのではないでしょうか。
仲の良い人や気の知れた人とは楽に話せますが、一番困るのはあまり接点がない人との雑談です。
こういう時「何話そう・・・上手く話せる自信もない・・・」と
内容ややり方ばかりに気を取られがちですが、
じつは、雑談をする前の下準備がとても大切です!
それは「この人なら話しかけても大丈夫そうだ」と思われる『感じの良さ』を作ることです。
つまり、話す技術やメンタルがいくらあっても
『感じの良さ』がないと、この人と会話したいと思ってもらえないという事です。
どのような言動で相手に『感じが良い人』と思ってもらえるのか、というとポイントは3つです。
1:日頃から口角を上げ笑顔を意識する
嬉しいことがあると自然と笑顔になりますが、
電車に乗っているとき、作業をしている時など人は無表情になりすいです。
口角が下がっている人は無表情どころか不機嫌そうに見えてしまう人もいます。
そのため感情とは別に、口角を上げ自分の表情管理を行う事は感じの良さの作るための基本です。
ちなみに、大人になると1日何回くらい笑うと思いますか?微笑みでも構いません。
30回くらいでしょうか、それとも40、50回くらいでしょうか。
じつは、大人になると1日平均15回しか笑わないそうです。
それに比べて、子供は平均400回笑うと言われています。
大人に比べて子供に話しかけやすいと感じるのも、この感じの良さが理由の一つとなっています。
いつも笑顔でニコニコ笑う人の周りに自然と人が集まるのも納得ですよね。
2:「ありがとう」を伝える
みなさんは「ありがとう」を1日に何回くらい言っていますか?
実は、ネスレ日本株式会社の調査では平均7.5回しかいっておらず、
他者から言ってもらう平均回数は4.5回だそうです。
自分は言っているつもりでも相手に届いていない「ありがとう」があるってなんだか悲しいですね。
さらに、誰に対して「ありがとう」をいう事が多いか、というアンケートでは
「同僚(87.3%)」「友人(85.0%)」「恋人(84.3%)」「配偶者(77.1%)」と身近になるに従い割合が下がり、最も身近な「親」に対して「ありがとう」を言うようにしている人は61.5%だそうです。
身近な人になればなるほど感謝の気持ちをなかなか伝えられないという事も分かります。
また、前でドアを押さえてくれている人がいた時、モノを拾ってもらった時など、
自分と関りがない人に対しても感謝の言葉を伝えることで、相手に対して心の壁が低くなると言われています。
身近な人に対しても、関りがない人に対しても「ありがとう」を伝えられているか振り返ってみましょう。
3:上手な聴き手になる
コメディアンのようなトークスキルがなくても雑談が上手いと感じてもらうポイントは
『上手な聴き手になる』ことです。
相手の話に真剣に耳を傾け、相手の気持ちに配慮しながら共感するだけでも
相手は話を聞いてもらえていると感じ、
「この人と話していると心地よい」と感じてもらう事ができます。
ギリシャ古典期の有名な哲学者、アリストテレスは
「垣根は相手が作っているのではなく、自分が作っている」という言葉を残しています。
人と話したいけど上手くコミュニケーションが取れない、沈黙が苦手で話さなきゃと思ってしまう時は
まずは雑談をする前の3つの下準備が出来ているか確認し、相手にとって話しやすい環境つくりから始めてみましょう^^